おじいちゃん・おばあちゃんから子どもまで
江戸意匠銀座ハンズ展で広く人の知るところとなった、江戸時代の伝統意匠と現代デザインの融合が生み出す新たな美と実用性の世界。ここ数年日本のファッション・デザイン界を賑わせているのが和柄。
日本柄、というよりは、日本伝統の柄。ある時代まではおじいちゃん・おばあちゃんが好んで着ているような柄の服を、最近では若い人がかっこよく着こなしているのをあちこちで見かけます。デザインだけでなく、ゆかた、甚平、半天、作務衣、下駄や草履など、衣類の種類そのものからして、西洋の「洋服」文化から差別化されています。
花鳥風月、風神雷神、神社仏閣、歌舞伎や相撲といった伝統文化、漢字など、描かれているものはさまざまですが、スカイツリーや都会の街並み、アルファベットでないことは確かです。しかしたとえ現代のアーバン趣味でも、それを描くタッチ如何によっては新しい感覚での和柄となり得ます。江戸意匠銀座ハンズ展で紹介されたたくさんの作品には、そんな斬新な和の文化が楽しめました。